2026年4月27日

子どもの矯正「あいだの保定期間」とは? あえて治療を止めて成長を待つ理由(小児矯正シリーズ第4回)

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宇都宮市平松3丁目、産業通り沿いの歯医者「亀井歯科・矯正歯科」です。

前回は、子どもの矯正治療の最初のステージにあたる「第1期矯正治療」についてお話ししました。今回は、第1期矯正治療を終えたあと、第2期矯正治療に入るまでの「あいだの期間」── 保定期間(成長観察期間)についてお話しします。

「第1期治療が終わったら、第2期治療はいつはじめるんですか?」 ── お子さんの第1期矯正治療を終えたとき、保護者の方からよくいただくご質問です。

実は、第1期と第2期のあいだには、あえて矯正治療の手を止めて、お子さんの成長を見守る大切な時期があります。

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目次

  1. 保定期間はいつ頃? どのくらいの期間?
  2. なぜ矯正治療を一度止めるのか?
  3. 保定期間中に当院で行っていること
  4. 「何もしなくていいんですか?」というご質問に
  5. ご来院をお考えの方へ

保定期間はいつ頃? どのくらいの期間?

おおむね小学校高学年から中学生にかけての時期です(個人差があります)。第1期矯正治療で使っていた矯正装置を外したあと、保定装置(リテーナー)に切り替えて、整えたアーチ(歯列の並び)が狭くなってしまったり、整えた歯並びが後戻りしたりしないよう維持しながら、永久歯の交換の経過を見ていきます。

なぜ矯正治療を一度止めるのか?

この時期のお子さんのお口の中では、ふたつの大きな変化が同時に進んでいます。

ひとつは、乳歯から永久歯への生え変わりです。第1期治療の時点ではまだ乳歯が残っていたお子さんも、この時期にすべての永久歯が順番に生えそろっていきます。

もうひとつは、顎の骨格の成長です。とくに下顎は、思春期(身長と体重の成長スパート)に伴って成長を続けていきます。

歯の生え変わりや骨格の成長の進み方は、お子さん一人ひとりで異なります。こうした変化を十分に見極めないまま治療ゴールを決め、次の治療を始めてしまうと、治療が完了したように見えても、その後の成長によって歯並びや噛み合わせが変化し、目指していたゴールから遠のいてしまうことがあります。そのため、この時期は無理に治療を進めるのではなく、成長による変化が落ち着くのをあえて「待つ」という判断が大切になります。

保定期間中に当院で行っていること

子どもの歯並びを「ただ放置している期間」と思われがちですが、実際にはいくつかの大切なことを続けています。

まず、保定装置の装着です。第1期治療で整えた歯並びが後戻りしないよう、保定装置(リテーナー)を使っていただきます。装着時間や装置の種類は、お子さんの状態に合わせて判断します。

次に、定期的な来院による成長観察です。永久歯がどのように生えてきているか、顎の成長はどう進んでいるか、噛み合わせに変化はないか、お口周りの筋肉やベロの正しい位置のトレーニングが継続できているか、呼吸や嚥下なども確認していきます。この観察の積み重ねが、第2期矯正治療の開始時期と治療方針を決めるための大切な情報になります。

そして、口腔清掃と生活習慣の継続指導です。当院の歯科衛生士が、虫歯予防や歯肉炎の予防指導を引き続き行います。思春期はホルモンの変化によって歯肉炎が起きやすい時期でもありますので、保定期間中も定期検診と口腔ケアの継続がとても大切です。

「何もしなくていいんですか?」というご質問に

保護者の方が不安に感じられるのは当然のことです。「せっかく治療したのに、放っておいて大丈夫なのか」── そのお気持ちはよくわかります。

ただ、「観察している」ことと「何もしていない」ことはまったく違います。保定装置で歯並びや歯列のアーチを守りながら、お子さんの成長による変化を注意深く観察し、第2期治療に最も適したタイミングを見極めている。これも矯正治療の大切な一部です。

焦らず、お子さんの成長を信じて待つこと。子どもの歯並びと噛み合わせを長い目で育てていくうえで、この保定期間(成長の観察)は欠かせない時間だと私たちは考えています。

次回予告:次回は、子どもの矯正治療の仕上げのステージ「第2期矯正治療」と、抜歯の判断についてお話しします。

▶ マウスピース矯正(子ども・大人)の費用・種類・期間については、宇都宮のマウスピース矯正ガイド(総合ページ)もあわせてご覧ください。

▽ 小児矯正シリーズ(全6回)
◀ 前の回 第3回:第1期矯正治療
次の回 ▶ 第5回:第2期矯正治療

ご来院をお考えの方へ

当院は宇都宮市平松3丁目、産業通り沿いにあり、敷地内に17台分の無料駐車場をご用意しています(敷地内は全面禁煙です)。お車での通院がしやすい立地のため、宇都宮市内はもちろん、芳賀町・上三川町・さくら市・小山市など栃木県内の各地から、お子さんの矯正治療のためにお越しいただいています。なかには福島県からご来院くださっている患者さまもいらっしゃいます。

「うちの子の歯並びが気になる」「そろそろ相談したほうがいいのかな」──そう感じられたら、まずは一度、矯正相談のご予約をお願いいたします。矯正相談のご予約は、お電話(Tel. 028-632-0033)・受付のほか、Web予約フォーム(24時間受付)からもお申し込みいただけます。

※矯正歯科治療は、公的健康保険の適用外の自費診療(自由診療)です。治療費・期間・回数・主なリスクは症例により異なり、精密検査・診断のうえで個別にご説明します。一般的な矯正治療のリスクと限界についてはこちらをご確認ください。

亀井歯科・矯正歯科|栃木県宇都宮市平松3丁目1-10
院長 亀井英彦(日本歯科専門医機構認定 歯周病専門医)/副院長 亀井牧子(日本矯正歯科学会 認定医)

執筆・監修

亀井歯科・矯正歯科
執筆・監修:副院長 亀井牧子(日本矯正歯科学会 認定医)
院長 亀井英彦(日本歯科専門医機構認定 歯周病専門医)
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