2020年11月28日

症例.002 凸凹、叢生、右下2の舌側転位、10代

治療概要

  1. 1.タイプ   凸凹、叢生、右下2の舌側転位
  2. 2.装置    表側ワイヤー、顎間ゴム
  3. 3.治療方針  上下左右4番の抜歯
  4. 4.第2期治療  永久歯治療、本格治療、10代
  5. 5.治療期間  2年0ヶ月
  6. 6.料金    資料診断5万  矯正基本料金80万  処置料5000円/毎回
  7. 7.来院回数  23回
  8. 8.保定装置  上下ラップアラウンドリテーナー、下前歯リンガルボンデッドリテーナー
  9. 9.リスクと副作用  治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まります ので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。プラークコントロールがでいないことにより、脱灰による歯牙の白濁が認められることがあります。装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重 要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。

 


第2期治療(永久歯列、成長が落ち着いた頃に開始、10代後半)開始時は、お写真のように下の前歯は、ベロ側に萌出しており、デコボコが気になるスペース不足の状態でした。上下左右4の抜歯を行い、歯列の幅の維持と奥歯が前方に移動しないようにする目的で治療初期にQHという装置をセットしています。治療初期は、抜歯スペースの閉鎖をするため横の歯にブラケットをセットし、治療を開始いたしました。左下2番目の歯も歯列に取り込まれ、上の前歯を後方に移動をしています。この期間、患者様には顎間ゴムを使用してもらっていました。治療期間は、2年0ヶ月でした。治療終了し、歯列を維持をするためにリテーナー使用の大切さを理解していただき、現在も定期的に保定のチェックに来ていただいています。

*一般的な矯正治療のリスクと限界についてもご確認ください

 https://kamei-dc.jp/newstopic/1887/

*患者様より、症例掲載の許可を得ています。

初診時と終了時

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経過

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