2019年11月25日

MFT 002 : スポットポジションとタングアップ?

 

こんにちは!亀井歯科矯正歯科の歯科衛生士です^_^

 

MFTにおいて、はじめに練習していただくスポットポジションについてお話したいと思います^_^。スポットポジションとは正しい舌の位置のことです。その位置は、上の真ん中の前歯の少し後方部の歯肉のシワのある部分(切歯乳頭のあたり)です。

 

では、舌の位置にこだわって、患者さんに スポットポジションを覚えてもらったり、タングアップなどのトレーニングを行うのか?

 

 

不正咬合や成長期の顎顔面の発達に関係していると言われるもののひとつに呼吸があります。そして、呼吸するときの舌の位置という風に関連があります。鼻呼吸をして欲しいのですが、口呼吸のときは、舌の位置が下の方にだらんと下がっていることが多いのです。鼻呼吸するときには舌がお口の中の天井部分(口蓋)にくっついています。

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↑(矯正相談のときに舌の話に及んだ場合には、よくこのような図を書いて、説明したりします^_^。 舌が上がっている場合は、お口で呼吸するのは難しく、鼻で呼吸ができます。逆説的に説明しますと、口呼吸のときに上図のように舌が上がっていると、空気の通り道を邪魔してしまうのです。)

という理由から、初めにスポットポジションを確認してから様々なトレーニングを少しずつしていきます!

 

①スポットポジションを覚えてもらう。

 

②次のトレーニングとして、タングアップの練習をします。

 

③つぎに、舌の先だけでなく全体が、お口の中の天井部分(口蓋)に吸盤のようにはりつかせるような練習をして、タングアップされてる状態が習慣になることをめざします。

 

④鼻で呼吸を意識してもらう。

 

⑤嚥下(1日にお水や唾液を無意識で何千回ものみこみます。嚥下については、次の機会にお伝えできたらと思います^_^))のときに、舌が歯をおしたり、上下の歯の間に介在してないか?についても確認しながら、嚥下の練習をします。

 

⑥そのほか、口唇閉鎖のトレーニングなどの練習も加えて行います。

 

 

矯正治療をスタートしたお子様や大人の方で、必要な場合にはこのような流れで、少しずつ練習 MFT していきます^_^よろしくお願いします!!

 

当院は、平松本町で、一般歯科治療と矯正歯科治療をしている歯医者です。平松本町、東峰町、峰町、石井町、下栗町から来院される患者さんが多くおられる一方で、宇都宮市内だけでなく、上三川町、真岡市、芳賀町、鹿沼市、高根沢町、さくら市などからも、お車でお越し頂いております(医院前に駐車しやすい17台のパーキングがあります)。

 

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※マウスピースの材料は厚生労働省に認可を得たものを使用していますが、インビザラインは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。