2019年10月31日

マウスピース型矯正(インビザライン®)012:アタッチメントってなに?

※マウスピースの材料は厚生労働省に認可を得たものを使用していますが、インビザラインは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

今回は、マウスピース型矯正治療(インビザライン®)に使用するアタッチメントについて解説します。

 

マウスピース型正治療は、マウスピースをしっかり装着することで、歯の移動を行い、理想的な歯ならびのゴールを目指します。

 

ものすごく簡単に説明するとそういうことです^_^

しかし、そう簡単な治療ではないのが、矯正治療です。

 

亀井歯科矯正歯科で、採用しているマウスピース型矯正装置(インビザライン®️)では、理想的な歯の移動を助ける仕組みや開発がされています。

その仕組みの1つに、アタッチメント(^。^) があります。

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アタッチメントとは、2回目のマウスピースをセットする来院日に、歯の表面に接着する樹脂製の白い突起です。

 

では、何のためにアタッチメントをつけるのか?

 

矯正治療では、ねじれた歯を回すように動かしたり、後方へ移動したり、前方へ移動したり、あるいは、歯肉の方向やその反対方向。3次元的に動かさないといけません。 それに見えている歯の頭の部分を動かすときには歯の根の移動のことも考えないといけないので、理想的な移動をさせるのは容易ではありません!

 

理想的な方向へ綺麗に歯を移動させたい!のですが、マウスピースの素材は、ツルツルしています。そこに丸っこい凹凸の少ないツルッとした歯をピッタリフィットさせて、歯の移動を行いたいのですが、マウスピースの中で歯がすべってしまったり、浮いてしまったりします。また歯の根とマウスピースの力が直接伝わる歯の頭の部分は、離れているので、両方をコントロールするのがとっても難しいのです。

 

そこで、活躍するのが、アタッチメントしっかり歯を掴んで離さないようにマウスピースからの力を伝えます。 動かしたい方向により、アタッチメントをつける部位や形状を考え抜いて、デザインしています^_^

 

24B64EDD-8C1D-46F0-BC20-8C037CB881D5 ↑ クリンチェックで、計画をたてる段階で、歯の動きに合うアタッチメントの形状や位置、向きを決めていきます。

 

なので、マウスピース型矯正装置で、治療を検討されている方、また既に始められている方、アタッチメントをよろしくお願いします^_^

 

 

 

 

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↑パチッとしっかりマウスピースをそうちゃくしています。指である程度、フィッティングしたあとに、チューイーをギューッと全体にわたり噛んで、さらにフィッティングさせください!!マウスピースと歯の間にある 空気 を押し出すようなイメージです!^_^ (☜ 歯に密着させます!!)

 

 

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↑アタッチメントの凸凹が、マウスピースからの力を歯に伝わるよう、しっかり掴んで動かすようなイメージです。

 

当院は、平松本町で、一般歯科治療と矯正歯科治療をしている歯医者です。平松本町、東峰町、峰町、石井町、下栗町から来院される患者さんが多くおられる一方で、宇都宮市内だけでなく、上三川町、真岡市、芳賀町、鹿沼市、高根沢町、さくら市などからも、お車でお越し頂いております(医院前に駐車しやすい17台のパーキングがあります)。

 

 

矯正治療に興味をお持ちの方は、まずは「矯正相談」のご予約をお取りください。