2019年11月6日

マウスピース型矯正(インビザライン®)014: IPRとは?

※マウスピースの材料は厚生労働省に認可を得たものを使用していますが、インビザラインは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

 

こんにちは!栃木県宇都宮市平松本町の亀井歯科・矯正歯科です(^^)

 

マウスピース型矯正治療(インビザライン®)また、大人のワイヤー矯正 では”IPR”をする場合があります!

 

“IPR”とは、スペースを作るための方法の1つです。 歯の表面を覆っているエナメル質を少しだけ削る処置で、スペースを確保します。

 

(実は、目的は他にもあり、左右上下の歯の幅のバランスを整えたり、ブラックトライアングルの改善などがあります。)

 

写真のような専用のヤスリで、隣り合う歯の接触してる部分を削っていきます(^^)

削りすぎないよう、ゲージをIPR した部位に挿入して確認します。

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削る量は、エナメル質の厚みの半分以下までは安全とされており、痛みや虫歯の原因になることはありませんが、プラークコントロールがで来ていない場合は虫歯ができてしまうリスクが、ありますのできちんとお口の衛生状態を保ちましょう。 実際は、かなり少ない量で計画します。

 

 

 

“IPR “行うことでメリットがある場合に限り”IPR”を採用し、処置を行う部位と量、タイミングをよく検討して、治療計画として決定しています(^ ^)

 

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↑このクリンチェックの3D画像では、下の歯の5と6番の歯の間にIPRする量がこのように表示されています。 この場合、0.2mmIPRを行うことを示しています。隣り合う歯の接触してる面を削るので、1歯につき0.1mm削るということになります。とっても少ない量(0.2〜0.5)なのでご安心ください。

 

削る量をイメージしやすくお伝えすると0.25mmは、コピー用紙2枚分ほどです。とっても少なくて意味があるのかな?と思うほどの量ですが、ねじれてしまっている歯を整えたい時などに、必要です^_^

 

↑プリント用紙2枚重ねをノギスで測ると、0.25mm 

 

安心して治療を受けていただけるよう、不安なことがあれば、お声がけください。

 

矯正治療に興味をお持ちの方は、まずは「矯正相談」のご予約をお取りください。