2021年5月7日

滅菌バッグシーラー導入

平松本町の歯医者 亀井歯科・矯正歯科です(^^)

 

開院後から年々、滅菌機材を拡充させてきましたが。。。。

2021年に導入した機材、MELAG社の滅菌バッグシーラー「メラシール」を紹介します(^。^)

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様々な長さ・大きさの物を滅菌するため、筒状の滅菌バッグの片側を加熱シーリングし、

被滅菌物の長さにカットして、被滅菌物をバッグに入れた後、

もう片側を加熱シーリングして、滅菌バッグを封鎖します。

そのためだけの機材ですw

 

当院では、治療に使う器具を、

ウォッシャーディスインフェクターで高圧熱水洗浄し

器具に付着するタンパク除去や、ウィルスや細菌を殺滅した後に、

オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)で滅菌を行います。

 

 

オートクレーブ内は、急激な圧の変化が生じ、それに伴って、

高圧蒸気が滅菌バッグ内に出入りし、残留細菌やウィルスを死滅させます。

 

 

オートクレーブ内では、滅菌バッグは、破裂しそうなくらい、

パンパンに蒸気が入り込んだ状態から、布団圧縮袋を掃除機で吸ったように、

ペラペラな状態まで、圧変化が急激に起こります。

 

そのため、シーリング性が低いと、シールが剥がれて破裂し、

滅菌バッグが開いた状態になります。

滅菌バッグが破裂しても、滅菌の質には影響しませんが、

滅菌後の機材保存中に、空中に漂う細菌(空中落下細菌)が付着します。

 

 

滅菌後の適切な器具保存のための機材と言っても良いかもしれません(^^)

 

以上、新しい機材の紹介でした!