こんにちは
今日は、成長について。
矯正相談や資料採得のときに、初潮はいつでしたか?と聞くことがあります。年齢とは別に実際には、成長には個人差があるため、その子の成長を知るためにいろんな情報を集めます^_^
拇指尺側種子骨は,身長の最大 増加期と同時期あるいはその 1 ~年ほど前に出現することから,身長の思春期性の成長スパート期を 予測する指標として利用できます。治療開始のタイミングや方針を決めるために下顎の成長(身長の伸びのピークと同じ時期に下顎の成長もあります)を知りたいので、手のレントゲンを撮ることがあります。
このレントゲン、実はうちの12歳の息子のものです^_^。まだ母子尺側手指骨は出現していません。成長のピークは、まだ、だと予測できます。
下顎の前方成長を期待したいケースであれば、それができる時期なのか、もしくは、もう下顎の成長は見込めないのか?の予測のための資料としてこの手のレントゲンを撮ることがあります。 成長期に突入している時期の受け口のケースであれば、下顎の成長が終わってから第2期治療を開始したほうが良いので、手のレントゲンを撮ることがあります^_^成長のタイミングを見るための目安となります。(小学生低学年、幼稚園のお子様の受け口は、1度受診していただき、長期的な、矯正治療の流れを知っていただくことを推奨します。)
なぜ、手?のレントゲンと思われるかもしれませんが、上記のような理由があります。よろしくお願いいたします。