2016年7月10日

歯周治療 成功の鍵 “再生療法 step by step”(日本臨床歯周病学会参加、福岡)

7月8日(金曜日)の午後から、私(院長)と歯科衛生士で、日本臨床歯周病学会の学術大会参加のため福岡に行って来ました。
今回のメインの講演である歯周外科治療における再生療法や、歯周形成手術に関する特別講演、シンポジウムでは、最近の科学的根拠や、新しい手技についての知識獲得において、非常に有意義でした。とくに歯周組織再生療法におけるエナメルマトリックスタンパク質(エムドゲイン®)の効果に関する最近の知見については興味深く、これからいくつか論文を読んで、知識をアップデートしたいと思います。

時代とともに、治療の裏付けとなる科学的根拠は変化していきます。目の前の患者さんにとって、どの選択(処置)が得なのかを判断するための指標として、さらに復習し、明日からの臨床に役立てたいと感じています。

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また、歯科衛生士2人は、初めての学会出張ということもあり、多少のプレッシャーを感じつつも、よい刺激になったんじゃないかな?と信じています。はじめての出張が、片道の移動時間だけで5〜6時間もかかり、体力的に疲れたんじゃないかと思いますが、仕事の大半は、技術と知識の向上であるということを理解し、少しずつ成長して欲しいです。

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一方で、学会会場では大学院時代の先輩や、昔の職場の先生、九州大学や大阪歯科大学の尊敬する友人、大学の同級生、昔の勤務先の院長に再会し、楽しい意見交換が出来ました。みなさん活躍されてる先生ばかりです。良い刺激をもらい、明日からの診療の活力にします(^^)