こんにちは。今日は大人になってからの矯正治療ってどうなのかしら?と漠然と思っている方へ少し、プラスになればと思います!
タイトルにある 大人の矯正治療、本格矯正治療、成人矯正。
- 成長が終了していること
- 全て永久歯に生え変わっていること
この2つの条件があれば、大人の矯正治療、本格矯正治療、成人矯正、と言います。治療としては永久歯1本づつコントロールするという治療です。成長前(乳歯と永久歯が混在している期間)の取り外しの装置などで行う第1期治療が終了し、永久歯への交換、顎の成長変化を経過観察した後の第二期治療(通常10代後半〜)も大人の矯正治療、本格矯正治療と同等です。
成人の患者さまでは、矯正治療を行う前の不正咬合の状態で、ブリッジやクラウンなどの補綴物をセットしている、または喪失歯があるようなケースを多く見受けられます。そのような場合は、矯正治療の診断を立てる時、治療を進めていく中で、補綴物の比較的すくない10代のケースと比較すると、条件的に制約を受けることは多くあります。なので、似ている不正咬合でも補綴物や喪失歯などの制約があることにより、治療ゴールの設定が変わってきますし、矯正治療終了した後の歯並びに合わせて補綴物の再製作を推奨します。
今までの治療の既往歴を伺うと、矯正治療という選択肢を知らずに補綴物を入れていた、もしくは、色々な理由で矯正治療を選べなかった、または矯正治療の必要性を感じなかったなど、現在のお口の中の状況に至るまでの経過は様々です。
ですので、実際に、矯正治療を受ける受けないに関わらず、補綴物を入れる状況となった時に、まず、矯正治療で不正咬合を改善して、矯正治療後の咬合に合わせて、補綴物の計画を立てれるかもしれないという可能性を検討してみることは、とても価値があるのではないかと思います。
詳しくは、その方のお口の状況により、治療内容は変わりますので、もしお話聞いてみたいなという方は、ぜひ矯正治療の相談を受けていただけると良いなと思います。矯正治療を開始するため、また可能か?の検討には、歯茎や歯の根っこの周りの骨の状態、補綴物の状態、歯の神経の状態を知っておかなければなりませんので、よろしければ、当院にご相談ください。
追伸:午前中は、大人の方の矯正相談ですと、比較的、ゆったりお口の中を拝見し、お話を聞いて、説明をできますので、ぜひ、ご検討ください。
当院は、平松本町で、一般歯科治療と矯正歯科治療をしている歯医者です。平松本町、東峰町、峰町、石井町、下栗町から来院される患者さんが多くおられる一方で、宇都宮市内だけでなく、上三川町、真岡市、芳賀町、鹿沼市、高根沢町、さくら市などからも、お車でお越し頂いております(医院前に駐車しやすい17台のパーキングがあります)。
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