2020年1月9日

マウスピース型矯正(インビザライン®)018: ステージングについて③:治療期間について

※マウスピースの材料は厚生労働省に認可を得たものを使用していますが、インビザラインは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

マウスピース型矯正装置での治療の全体的な流れを説明したいと思います。

スクリーンショット 2019-10-27 10.31.48↑ イラストのステージ1〜最終ステージ=1クールとします。2クール、3クール、4クール〜のマウスピースのセットを終了して、噛み合わせの完成までが、治療期間(歯を動かす期間.保定期間は含みません)です。

フィッティングの問題など全くなく、7日交換で3クールで治療をすすめた場合の例でご説明します。

①1回目のクール:診断の時にご覧いただく、3Dの治療計画(クリンチェックソフト)でご確認いただけます。1クール目のマウスピースの枚数×7日=1クール目にかかる期間

②2クール目:1クールが終わった時、あるいは、1クールの途中でマウスピースのフィッティングが悪い?ときに、噛み合わせのチェックをし、もう少し改善したいところをより良くするために、歯並びのスキャニング、お写真などの資料を取り、再度クリンチェックソフトで再計画し、追加アライナーを作製したものが2クール目です。ここで使用する2クール目のマウスピースの枚数×7日

③3クール目:2クール目が終わったら(あるいは途中で)、再度、噛み合わせのチェックし、追加アライナーを製作します。ここで使用する3クール目のマウスピース×7日

④**追加アライナーを作製する時間:その都度、作製するための時間が3週間ほど必要です。

① +(④)+ ② +(④)+ ③ = 治療期間

となります。

ですので、ワイヤーで治療する場合とマウスピース型矯正装置、どちらの場合も治療期間は年単位となります。

 

 

追加アライナーは、矯正基本料金に含まれています^_^

 

相談や診断の際、また治療経過中にもご説明しますので、わからないこと知りたいことがある場合は、お気軽にお声がけください。