※マウスピースの材料は厚生労働省に認可を得たものを使用していますが、インビザラインは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
仮に、同じケースで、ゴール設定が同じ場合、治療計画をたてる先生によって、はじめに作るクリンチェックのステージ数(1クール目)が、多かったり少なかったりします。治療のゴールまでのアプローチに対する考え方で、変わってきます^_^
1クール目を短くする場合は、その後の2〜X クール目以降(追加アライナー)での調整が多くなる傾向があります。→複数の歯をブロックで動かすことでステージ数が少なくします。動かしたい歯に対する固定源をしっかり確保しないといけないので、その辺の考慮が必要になります。1クール目で、おおまかでも短い期間でゴールへ近づけていく方が良い場合のパターンです。
↑ 41ステージのときに、動いている歯は、8本!!これは、ワイヤーの矯正の場合に置き換えても1度に移動させる歯の本数としては、多いです。画面上の計画としては立てれるのですが、実際には、固定源になる歯が傾きやすかったりします。
1クール目のステージングが長くなりますが、歯の移動を細かく動かしていく方法です。2〜X クール目(追加アライナー)以降の調整が、少なくなる傾向にあります。→歯の移動を細かく分けて行うので、動かしたい歯に対する固定源を確保しやすいため、1クール目で、出来る限り、綺麗にゴールに近づけたい場合。
↑ 67ステージのとき、動いてる歯は2本!!前歯の4本と左右の犬歯2本を別々のタイミングで動かしています。少しずつなので無理が少ないです。 ただ、移動を分けて行う分、ステージ数は多くなります。
大切なこと!!
1.ステージ数が多くても少なくても1枚1枚のマウスピースの装着時間を守りフィットした状態で、治療をすすめることが基本条件です!フィッティングが悪い場合は、クールの途中でも追加アライナーを作製します。
2.初めのステージングが短くても長くても、追加アライナーは、ほとんどのケースで必要です。はじめに知っておいてほしいことのひとつです^_^
3.クリンチェックはあくまで、机上の計画。実際に歯が計画どおりに動くようにしたいものです。ステージ数が短いと治療期間が短いと感じるかもしれませんが、追加アライナーでの調整が大変になることもあります^_^ 亀井歯科矯正歯科の方針は、初めのステージ数が長くなっても、クリンチェックに近い動きが出る方法を優先しています。