2020年2月2日

マウスピース型矯正(インビザライン®)017:追加アライナーについて①

※マウスピースの材料は厚生労働省に認可を得たものを使用していますが、インビザラインは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

『追加アライナー』のためのスキャンしましょう と言われたとします。ん?!

 

追加アライナーって?

 

マウスピース型矯正装置で治療を進めるとき、初めに作るクリンチェックのステージングが1クール目だとすると、その後、2クール、3クール、場合によっては、4クール、Xクールと、何度かマウスピースのセットを作り直して、その都度、正しい装着による治療をすすめていただき、ゴールを達成します。  

 

例えば

1クール目(52枚)+2クール目(25枚)+3クール目(13枚)→治療終了  

 

 

この『2〜Xクール』が、いわゆる『追加アライナー』です!! 

 

マウスピースが入っている袋は、今までと一緒ですが、Additional aligners と記されているので、必ず確認して、前のクールのものと混ざらないようにしましょう!!^_^

088CD5F7-4F8B-4D9A-8414-E67FFBCC5523

 

追加アライナーを作製する理由は、大きく分けて2つ。

始めに作ったマウスピースのステージが全て終わり、そこから、さらに噛み合わせを調整していくために、スキャンをして、追加アライナーの製作をする場合。

マウスピースのフィッティングが悪くなり、マウスピースの形と実際の歯列のずれが大きくなってしまって、そのままマウスピースを継続しても意味ないので、スキャンして、ぴったりの追加アライナーを作製する必要がある場合。

 

できれば、理想は、①パターンですすめていきたいですが、フィッティングが悪くなってしまったときは、②パターンですっきりさっぱり、切り替えて、追加アライナーを作製して、フィッティング良い状態で進めていきましょう。