2021年11月11日

症例.005 凸凹、叢生、Open bite 

治療概要

  1. 1.タイプ   凸凹、叢生、Open bite
  2. 2.装置    ワイヤー+マウスピース型矯正装置、顎間ゴム、インプラントアンカー、
  3. 3.治療方針  上左右2本(小臼歯)抜歯
  4. 4.永久歯治療(10代後半、成長終了後に開始)、本格治療
  5. 5.治療期間  ワイヤー1年8ヶ月+マウスピース型矯正装置2年(遠方より来院とコロナ禍のため、来院期間延長含む)
  6. 6.料金    資料診断5万  矯正基本料金100万  処置料5000円/毎回
  7. 7.来院回数    24回(ワイヤーで治療中は、月に1度の頻度)+7回(転居のため治療途中でマウスピース型矯正装置に変更し、長期休み時に来院)
  8. 8.保定装置  インビジブルリテーナー                                                                                                (透明のマウスピース型のリテーナー),FIX
  9. 9.リスクと副作用  歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まります ので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと 隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。

 


・治療開始時は、お写真のように凸凹、奥歯だけで咬合しているOpen bite、が気になる状態でした。上左右小臼歯の抜歯と臼歯部の上下的なコントロールを目的のためのインプラントアンカーを装着し、治療開始いたしました。治療後半で、転居のため、毎月来院ではなく、数ヶ月に一度の来院で治療を進めることが可能な、マウスピース型矯正装置に変更いたしました。遠方からの来院であること、またコロナ禍で来院を控えていただいている間は、オンラインで口腔内写真を送っていただきました。

 

治療期間は、3年8ヶ月でした。治療終了し、歯列を、維持するために前歯内側にFIX(歯列に沿った針金)を装着、就寝時に透明のリテーナーを使用。リテーナーの使用の大切さを一緒に理解していただき、定期的に保定のチェックをしていきます。

*一般的な矯正治療のリスクと限界についてもご確認ください

 https://kamei-dc.jp/newstopic/1887/

*患者様より、症例掲載の許可を得ています。

初診時

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動的治療終了時

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