2015年9月7日

歯内治療学実習(松本歯科大学出張、塩尻)

以前からお知らせさせて頂きました通り、本日は休診し、長野県塩尻市の松本歯科大学において、実習インストラクター(この4月から非常勤講師に着任)として、歯内治療学実習を担当してきました。

歯内治療は、ムシ歯が大きく進行した場合に行う歯の神経や、歯の中の感染に対する治療です。日常的に行う治療の中でも、歯周病の治療とともに、もっとも頻繁に行う基本的な治療で、適切な歯内治療と歯周病治療が、歯の生存や歯の寿命に大きな影響を与えると言っても過言ではありません。

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実習前には、インストラクターで指導内容の打ち合わせを行い、午後から90分の実習を2コマ行いました。私たち歯科医師が、普段の治療では10分くらいで行う処置内容を、学生実習では、十数の学習項目を設定し、模型歯やマネキンなどを使い、90分かけて指導します。指導している立場ながら、普段、一連の処置として行う内容に、沢山の確認事項と、その背景にある根拠に、改めて気づかされます。人に教えるということは、本当に勉強になります。明日からの治療に還元出来ればと思います。

 

ついでに、この実習は僕の教え子がインストラクターのチーフとして、実習を取り仕切っているのですが、彼の急成長に、ほんと嬉しく感じました。そういうのも、非常に励みになります。僕も負けずに頑張ろうと思いました(^^)

しかし、疲れましたね〜。教え子の推奨で、塩尻駅の立ち食い蕎麦を食べて、宇都宮に戻ります。